切り捨てる断捨離の違和感。「なにもかもいらない」と手放す人生の先にあるもの

2017年4月24日

人づきあいさえ断捨離する時代なのでしょうか。
 
ハンガー
ある本に、断捨離をするために、実家にいる家族とのお正月を過ごすことすらやめてしまったという記述がありました。
 
家族と過ごす時間を捨てた先に、なにがあるのでしょうか。
 
わたしは疑問しか持ちませんでした。

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切り捨てる生き方と、選び取る生き方の違い

必要以上にモノは持たない。
いらないモノは捨てる。

 
ここまでは取り入れていきたい部分です。
モノであふれた部屋の状態が、決していいとは思いません。
そして、基本的に、モノとの向き合い方を説いている断捨離自体の考え方は好きです。
 
ですが、最近、断捨離をモノの保有量やじぶんの価値観でしか説いてない方も多いもの。
そういった断捨離ありきの考え方に、やっぱり違和感を覚えずにはいられない。
 
断捨離本は、こちらの1冊読めばじゅうぶんだと思います。
 

 
○○すれば幸せになる理論のタイトルなのが惜しいなと思いますが(苦笑)
ですが、タイトルはどうであれ、本家本元の断捨離本以外で、読んでいてしっくりきたのは、この著者の本でした。
 
それにしても。
 
人間関係を含め、じぶんがいらないと思うモノをどんどん手放していった先の人生に、なにが残っているのだろう、とよく考えます。
 
断捨離すれば、人生が変わる。
断捨離すれば、お金が貯まる。
 
○○すれば幸せになれるといった間違った理論を盲目的に信じてやってきて、なにも変わらなかったら?
逆に、すべてを失ってしまったら?
 
お正月の帰省をとりやめて、その後、その家族に何かあった時、もしくは望まずにすべてを失ったとき、はたして同じ感覚でいられるのかな、と。
 
じぶんから手放したから、いいのでしょうか。
 
人生は、一期一会。
亡くなった父が好きだった言葉。
 
失って初めて気づく大切さ、愛おしさ。
そして、ともに過ごす時間をもっと取ればよかったという後悔と嘆き。
それを感じてしまう心の痛み。
 
そういったものは、人間関係のなかに存在するものだと、わたしは思っています。



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