汗だくになって、プレゼンしてきました。
整理収納アドバイザー2級をなにげなく受講して、まさかの1級まで受けることになるとは・・・
でも。
チャレンジしたこと自体が、とてもいい経験だったなぁと感じています。
新しいこと、やってみたいことにチャレンジするのは、とても勇気が必要なこと。
準備や取り組むべきことなど、いろいろやることも増えていくから、じぶんの自由に使える時間がなくなるし。
やったこともないプレゼンもしなきゃいけないし(笑)
忙しい時間をやりくりしながら、ときには夫や子どもたちに協力してもらいながら、無事に1級を受験し終え、晴れて合格することができました。
整理収納アドバイザー1級2次試験の進み方
これから受験される方もいますよね。
少しだけ雰囲気や流れをまとめておきたいと思います。
ちよだプラットフォーム
わたしは東京会場で受けたので、ちよだプラットフォームでした。
時間は13時30分から。
東京メトロの竹橋駅から徒歩5分くらいでしたよ!
ただ、竹橋駅は出口が複数あって、わたしは1aに出てしまい、えらく遠回りしてしまいました・・・
3a方面にいってくださいね。
近隣にはタリーズコーヒーもありますし、ちよだプラットフォームの1階に食事ができるところもありました。
わたしは12時頃到着。
時間が1時間ちょっとあったので、タリーズでお昼を食べながら、プレゼン資料の読み直しをしていました。
試験会場は意外となごやかだった
試験会場に到着したら、受験票を渡して席につきます。
席は自由ですよ。
時間になったら、受験に関する説明と、整理収納アドバイザーの資格についての説明を受けます。
整理収納アドバイザーの資格についての話は、1級予備講座でも聞く話ですよ。
コンサルタントや2級認定講師などの話ですね。
雰囲気はそんなにピリピリしたものではなく、みんな同じ目標にむかってがんばっている人たちなので、わりとなごやかな雰囲気というか。
仲間意識のような感じが強かったですね。
緊張していたことは間違いないですが(笑)
講師を中心に活動をされている試験官のお話が勇気をくれた
実はね、受験がはじまるまえに、試験官の方がこんなお話をしてくれたんですよ。
プレゼンや講義を人前でたくさんやってきて思うのは、プレゼンの結果は、会場の熱量に大きく左右されます。
興味のあるひとたちがたくさん集まる講習会は、ものすごく盛り上がるんですよ。でも、会社の上司に言われて集まったようなひとたちのまえでやる講習会は、まったく盛り上がらない。
こころがくじけそうになる。ここにいる人たちは、受かれば同期になります。
だから、じぶんのプレゼンも心配だと思うけれど、プレゼンをしているひとの話を、ぜひ興味をもって聞いてみてください。
それだけで、試験会場の雰囲気がよくなり、みんなが120%の力を発揮できるプレゼンになりますから。
・・・と。
この話をしていただけたおかげで、それまでゴリゴリに固まっていた心が、ふっとほぐれてしまいました^^
そうなんです。
あのプレゼンの場にいるのは、みんなが受験生。
そして、みんなが整理収納というものに関心をもっている人たちなんです。
そう考えると、完全アウェーではない場所でのプレゼンなので、そこまで緊張する必要はなかったなぁ、と。
わたし、緊張しすぎなのか、お腹がキリキリと痛んでましたから・・・(涙)
この話を先に聞けたのは、とてもありがたい限りです。
グループ分けから実際のプレゼン、評価シート記入まで
1級2次試験では、3~4人ずつのグループにわかれて受験が行われます。
わたしのグループは4人でした。
1つのグループにつき、試験官が1人つきます。
プレゼン発表の順番は、クジ引きです!
じゃんけんでクジを引く順を決めて、勝った人から引いていきました。
いちばん最後のトリだけはいやだなぁ・・・と思いながらクジを引いたら、見事にトリをつとめることになってしまいました・・・
こういうの、引き寄せの法則っていうんですよね・・・(笑)
トリは絶対にいやだと思っていましたが、逆にほかの3名は発表が終わっているので、ピリピリ感が減っていたように感じます。
おかげで、自信は最後まで持てなかったものの、わりとリラックスした雰囲気が流れるなかでプレゼンをすることができました。
プレゼン発表以外にも、発表者に対する評価シートを記入しなければいけないのですが、これも採点対象です。
きちんと整理収納の理論や概念、ステップを理解していないと評価はできないでしょう。
テキストをもう1度しっかり読んでおくといいかも。
評価シートの記入が忙しいと聞いていたのですが、わたしはそうでもなかったですね。
箇条書きで評価するべき点を書き出して文章にする、という方法をとったので、発表を聞きながらでも評価シートを記入することができましたよ!
実践編はじぶん以外の家族ならOKだけど・・・
実際に受験したわたしから言えることは、
みんなの研究発表がものすごくおもしろい!
ってことですね。
やっぱり、整理収納に興味を持ち、同じ学びの場を経験してきたひとたちの発表なので、とても勉強になるんですね。
そうそう、みなさん、友人や知人など、実際にクライアントさんを見つけて片付けられていましたよ。
協力してくれるクライアントがいるなら、実際に他の家庭を片付けてみて、それを研究発表のテーマにするといいですね。
より実践的なプレゼン資料が作れると思います。
研究発表の実践編は、じぶん以外という制約がありますが、同居家族・共有場所はOKなので、自宅でももちろん問題なし。
なので、わたしは家族共有の場所というテーマのもとに実践を進めたのですが、かなり工夫をしました。
自宅でしか実践作業できないのなら、テーマやコンセプトをしっかり決めて、プレゼンをまとめていくといいですよ。
たとえば、自宅のキッチンを片付けた、ではなく「専業主婦家庭で子どもが2人いる家庭のキッチンを片付けた」、という目線でまとめていくと、説得力も出ますし、再現性も出せます。
(ただ、主婦の場合はキッチンはじぶんで使う場所なので、ほかがいいかも。)
また、旦那様のクローゼットの片付けなら、「朝8時から夜9時まで働く会社員のクローゼット」というふうに掘り下げていくと、ファシリテイトの仕方も変わってきて、もう一歩踏み込んだプレゼンになるんじゃないかと思います。
家族でもクライアントとしてペルソナ設定をし、しっかりとファシリテイトしていきながら、片付けをどう進め、最終的にクライアントが抱える問題は解決したのか?というストーリーが重要なんです。
結果的に、その片付け方法が他の家庭でも実践できるか、実用的かどうか?ということが問われますので、そういう目線でプレゼンをまとめるといいんじゃないかと思います。
ただの自宅の片付けという感じで終わってしまったら、評価はマイナスになるはずです。
整理収納アドバイザー1級に合格!
プレゼンから2ヶ月経たないうちに、合格発表の封書が届きました!
結果は、無事合格!!
ひと安心ですね^^;
プレゼンに役立った本
わたしは、プレゼン自体経験をしたことがなかったので、本を1冊買って読みました。
あとは、司会やプレゼン経験の多い友人にアドバイスをもらったり。
この本はプレゼンの基本がわかりやすく学べるのでおすすめ。
字が半分、イラスト半分でスッと入ってきます。
初心者向けの本です。
プレゼンはとにかく練習の数をこなすこと!!
試験前の3日間は、わが家のメダカにむかって1日2回プレゼンの練習をしておりました(笑)
資料作成におすすめの本
みなさんパソコンで資料を作ってきてました。
もちろん、手書きの方もいましたけど。
資料作成にいちばん苦労したって言われてました。
パソコン苦手だけど、写真とか入れて作ってみたい!という方は、この本がおすすめ。
きれいな資料作りの基礎の基礎が載ってます。
基礎的なことがしっかり抑えてある本なので、資料作りに役立ちますよ!
印刷会社で本やチラシを大量に作ってきたわたしがいうのだから、間違いなし(笑)
万全の体勢を整えて、プレゼン発表に挑んでくださいね!
資料作成についての詳しい記事はこちらにまとめています。
整理収納アドバイザー1級の合格が目指せる資料作りと発表方法。ストーリーを作ってわかりやすくまとめる