たっくさんの、必要十分生活、いいですね。
ふと立ち寄った本屋さんで気になった「必要十分生活~少ないモノで気分爽快に生きるコツ~」という本。
たっくさんという方が書かれているそうです。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ –も、男性が書かれている片付け関係の本ですが、男性視点の片付けというのは、とてもおもしろい。
書評はこちら。
人生を変えたいから片付ける。ではなく、片付けで変化を生み出そう
理想の暮らしに近づける方法
たっくさん自身は片付けられない男だったそうです。
それが、片付けられるようになった。
いまは、必要なモノだけで快適な毎日を送られているそう。
たっくさんは、片付け本がこれほどあるということは、「たくさんの人が困っていて、良い解決法がない」というのがひとつの理由だ、と述べられています。
わたし自身は、お金のことをライフワークにしているのもあり、よくお金関係の本を読みます。
お金の本も、それこそたくさん出版されていますし、これからもきっとされるでしょうね。
片付けもお金と同じで、何世代にも渡って頭を悩ませていることなのかもしれません。
必要十分生活は、片付け方や、どんなモノを手元に置いておけばよいかを”考える”ことで、日常生活を快適に送る方法を探っている本です。
男性目線で、たっくさん目線で、どのように片付けたらいいか。
モノを持つ・持たないの判断はどのようにすべきか、ということが書かれています。
最終的に、じぶんにとって必要なモノだけを持つ生活をすれば、人生にゆとりができてくる、ということ。
これは、お金にも通じるところがあります。
お金との付き合い方、考え方を変えていけば、何千万円という貯金がなくても、資産運用なんてできなくても、十分にしあわせでゆとりある暮らしができるようになります。
それには、やはり”考えて行動する”ということが大切。
そして、じぶんはどのような世界で暮らしたいのかを想像すること、が大事だということ。
世界って、この世って意味ではなく、じぶんのなかの世界です。
片付かない部屋で、毎日イライラして暮らす世界がいいのか、それとは別の、片付いて心安らかに暮らす世界で生きたいのか。
じぶんの現状をしっかりと見つめ、将来暮らしたい世界を想像し、そこに向かってすこしずつ進んでいく。
そのために何をするか。
それは、考えて行動すること。
靴は3足、下着は3枚、ペンは2本あればいい!と断言するたっくさん。
この本を読んで、よし!また片付けよう!という気力がわいてきました。
この本には、ノウハウが満載なのですが、仕事編、日常生活編、情報編、趣味嗜好編と、シチュエーション別に分類されて片付け方を書かれているので、気になるところから読み始めることができるのもよかったです!
よし!
今日は、増えてしまったボールペンを片付けよう。