モノは循環していくものだと、最近は強く感じます。
この画像、うちの子ども部屋です。
もう、7歳になる長女は、おもちゃをとっ散らかして遊ぶことはありません。
やらかしているのは、2歳の次女です。
夜寝る前にここを片づけるのにうんざりしますが、このおもちゃだって、いまだからこそ活躍しているわけで。
この状態もいまだけのことと考えれば、それも悪くないかなと思うのです。
さて、ここにあるおもちゃのほとんどが頂きものです。
ありがたいことに、わたしたちが買い与えたものは、ほとんどありません。
通信教育の、こどもちゃれんじくらいです。
まえも記事にしましたが、モノの少ない家=お金持ちということはないと思います。
⇒断捨離をしてもお金が貯まらないホントの理由。
わが家は、ゴミ屋敷ほど病的にモノであふれているわけではないですが、使わないモノもありますし、子どものおもちゃも結構あります。
押入れの半分をしめる子ども服も、むこう何年も買わなくていいくらい。
モノは多いかもしれませんが、買わなくていいものもいっぱいあります。
お金が貯まるシステムを家計に取り入れているので、多少ムダ使いしても(笑)、しっかり貯まるようになっています。
今年は、140万円ほど資産を増やすことができました。
月の手取り平均23~25万円、専業主婦に子ども2人の普通のサラリーマン家庭。
モノは多いかもしれないけど、お金もしっかり貯まってる。
そのことに気づいてから、捨てることだけにこだわるのはやめようと感じました。
以前は、
断捨離しないとだめなんだ!
うちはモノが多すぎる!
あれもこれもいらない!
・・・なんて躍起になってしました。
ですが、やっていくうちに、少しずつ違和感を覚えてきて。
捨てるからお金が貯まるわけじゃない。
捨てるから人生が変わるわけじゃない。
そう気づいてからは、ただひたすらに捨てるだけの暮らしから一歩抜けて、
しっかりとじぶんなりのモノの保有のしかたを考える。
結果、モノが多くなったとしても、使い切ってあげることを考えればいい。
捨てるまえに、もう一度活用する方法がないか考えてみる。
そのことが大切なんだ、と。
スッキリしてモノがない家はキレイで理想的に見えます。
ですが、わたしにとっては、どこか殺風景。
落ち着かない。
そう感じるのは、じぶんの暮らしの理想がそこにはないからだと気付きました。
では、
じぶんはどんな暮らしがしたいのか。
どんなモノに囲まれて生活したいのか。
引っ越し屋さんの「モノが多い」というひと言がなければ、不要なモノをいつまでも持ち続けることはやめようとは思わなかった。
なんでうちはモノが多いんだ!って、いつまでもイライラしていた気がします。
モノとの付き合い方が、間違っているのでは?と疑問を持たせてくれた引っ越し屋さんに、いまはとても感謝しています。
だれかがやってるなにもない暮らしをじぶんの理想とするのではなく、
モノは適度に循環させながら上手に使っていく。
ということをじぶんの理想の暮らしとし、これからもいまあるものを使い切りながら、少しずつ片づけていこうと考えています。