ものを減らしながら考えてきたことは、どう「ズボラ化」するかということ。

以前はアトピーのひどかったこどもたちも、成長とともに改善し、いまは普通の洗濯用洗剤も使えるほどになりました。
そこで、ここ最近は、セブンプレミアムの洗剤を使っています。
洗浄力は申し分なく、パッケージがなんといってもシンプルでおしゃれ。
色味が少ないということは、それだけでごちゃつきを抑えられますよね。
なんとなく片付かない、すっきり感がない場合は、使うもののデザインを変えてみてもいいかもしれませんね。
シンプルさを求めるなら、まずはもの選びを変えてみること。
それから、持つものを減らすこと。
実は、これって究極の「ズボラ化」なんですよ。
ズボラとぐうたらは違います
以前のわたしは、ズボラ=ぐうたら だと思っていました。
なにもかもめんどくさくって、丁寧にやりきることができない人(笑)
そんな風に捉えていたのですが、いまは違います。
ズボラを極めれば、シンプルで効率的になる
というイメージに変わってきました。
もつものを減らすこともズボラ化
管理するものが多いと、それだけ手間も増えますし、頭を使うことも増えてきます。
もちろん、お金もですよね。

わが家が洗濯用洗剤として使っているのは、セリアの黒い収納ボックスに入るくらいの量です。
ストックはなし。
厳密にいうと、なくなりそうになったらストックを1つだけ買うという風にしています。
「ゆるい片付け」という自著にも書かせていただきましたが、わたしのストックするルールはいたってシンプルです。
それは、”なくなったら命に関わるかどうか“ですね。
洗濯用洗剤は、たとえストックが切れたとしても、すぐに死んでしまうわけではありません。
ただ、この部分だけを聞くと、単なる「持たないことにこだわっている人」で終わってしまいます。
もう少し深堀りすると、命に関わらないというのも理由の1つですが、ストックするルールをあらかじめ決めておくことで、ほとんど自動的に日常の買い物が処理できるのです。
つまり、あれこれ考えなくてもいいということ。
スーパーに行って、「あれ? ストックあったっけ?」と考えることもありません。
なくなりそうになったら買いにいく、という風にすることで、頭を使わずに済みますよね。
究極のズボラ化です(笑)
ネットは情報の宝庫!できることを見つけよう
洗濯用洗剤は、基本的には洗剤と酸素系漂白剤しか使っていません。

なんだか汚れてきたなぁと思ったら、酸素系漂白剤で煮洗いをしています。
どうにか家にあるもので、汚れをすっきり落とす方法はないかと、ネットで検索をして見つけた方法です。
ネットって便利ですよね!
いま持っているものを最大限有効活用する方法がたくさん載っています。

煮洗い後の水をみると、しっかり汚れが落ちていることがわかります。
なんといっても、においがしっかりとれていて、洗剤の良い香りがしますね。
1度、煮洗いを経験してから、すっかりとりこになっていますよ。
煮洗いも、別にたいそうな手間がかかるわけでもなく、食器を洗うついでに、お鍋に水と洗濯物と酸素系漂白剤を適量入れて、あとはほったらかし。
煮立ってしまうまえに火を消し、20分ほど放置するだけです。
自宅にあるものをどう活用するのか。
……といえばかっこいい気もしますが、わたしは外出するのがめんどうだと感じるタイプです。
買い物をしなくても済む方法を考えた結果、この方法に行き着いたというも、かなりのズボラっぷりですよね(笑)
でも、そのおかげで、洗剤をあれこれ買うこともなく済んでいます。
掃除道具はぞうきんとメラミンスポンジ
掃除道具も、以前はたくさん持っていましたが、いまはぞうきんとメラミンスポンジで、済ませています。

よく使うので、いつも1袋分くらいあります。
が、買い足すのはなくなってからです。
掃除は、基本的に「ながら掃除」をしているので、掃除道具を一式収納庫にしまっておくと、とっても不便。
掃除のたびに取りにいくという手間が発生し、あしたでいっかー!なんて、悪いほうのズボラっ気がむくむく出てきてしまいます。
そのため、掃除道具は、使う場所で保管しています。

このように、メラミンスポンジを1回分の大きさにカットしておいて、セリアのフタつきケースに入れます。

このケースは手のひらサイズなので、あらゆるものに活躍します。
また、引き出しの中のものを管理するのにも、じゅうぶん役目を果たしてくれると思いますよ!

ちいさなものの保管に困ってしまい、どうしても使う場所に置くことができていないものがあれば、このようなケースを使って入れておくと、さっと取りだして使えるので、とても利便性が高くなりますよ!
よく使う洗面所のすみっこにおいておけば、顔を洗ったり、歯を磨いたりしながら、ここから1個取り出して、掃除に取りかかれます。

トイレにも置いています。
わが家は、手洗い場のついているタンクなので、水垢がつきやすいんですよね。

気になったら、手を洗うついでに、さささっとスポンジで取り除くようにしています。
使うものは、使う場所で管理するのが、ズボラなのにシンプルに暮らすためのコツです。
ズボラ化を極めて、シンプルな暮らしをめざす
ごちゃごちゃとものを持つことで、不要な手間を増やしていることがあります。
CMの宣伝に乗せられて、あれも良さそう! これも良さそう! と買い足してしまった洗剤があるなら、1度、見直してみるのも良いですね。
ちなみに、これは昔のわたしのことです(笑)
いまでも新製品は好きなのですが、買い足しては使い切れずに放置していた昔とは違い、いまは、ストックするルールを設けて、使い切ってから試してみるようにしています。
「この動作、めんどくさい。」
その気持ちは、決して悪いものではありません。
なぜなら、その「めんどくさい」を解消することで、じぶんの暮らしを快適できるからです。
めんどくさい=ヒント なんですね。
ズボラ的発想で暮らすためには、以下の3点を中心に考えてみると良いかもしれません。
- 使うものを減らす
- ストックのルールをシンプルにする
- 収納グッズを統一させる
わたしの場合、この裏側にはすべて「ズボラ的」な発想が隠れていました。
なんだかわからないけど片付かない!
全然すっきりした暮らしができない!
という場合は、このズボラ的視点に立って、じぶんのめんどうなことをどんどんシンプル化し、やらなくていいこと、持たなくていいものを手放してみてくださいね。
ズボラ的発想でシンプルに暮らしていると、案外ここちよい暮らしができてくるものですよ!