2月も無事に終わったので、家計簿をつけました。
わたしは、家計簿を11年間つけ続けています。
最初は手書きの家計簿で、かなり細かくつけていましたが、いまでは月に1回、パソコンでまとめてつけるだけ。
じぶんに合った方法を見つけるのがとても大事なのですが、見つけるのも結構大変だったり(笑)
いまは、こんな風に家計を管理しています。
まずは、2月の家計がどうだったか、公開しますね。
2017年2月、4人家族の家計内訳
これは、わたしが実際に「4人家族のお金が貯まる暮らし方」で公開している家計簿です。
普段から使っています。
はい、本気で全部公開していますよ!
わたしがどういう点に気をつけて家計を管理しているか、ポイントを紹介します。
純資産残高、気にしていますか?
全体的な話になりますが、純資産をかなりチェックしています。
純資産とは、わかりやすく言えば、貯蓄額の合計から負債を引いた額です。
もし、貯金が700万円、住宅ローンが2,000万円あるとすれば、純資産は-1,300万円になります。
住宅ローンがなければ、純資産は+700万円ですね。
詳しい方なら、いや、不動産を含めれば変わってくるぞ!となりますが、不動産や動産(車など)は、なにかあったときに現金化するまでに時間が掛かります。
ですので、流動性の高い資産に限定して、純資産を出すようにしています。
会計的にいう正しい純資産ではありませんが、家計であれば、このような簡単な純資産のチェックでOKですよ。
わが家は住宅ローンと車のローンがあるため、純資産は-90万円です。
ここで公開した家計簿には載せていませんが、毎月末に全口座残高とローンの残債を書き出してチェックしています。
生活費をクレジットカードで管理する
わが家は、クレジットカードで支払えるものは、すべてカード払いにしています。
食費や日用品、レジャー先でのお金もカードです。
ここまでクレジットカードを徹底している理由は、お金の動きがわかりやすくなるからなんですよ。
クレジットカードだと使いすぎてしまう……という理由から持たない方もいるかもしれません。
もちろん、そのような考え方はとても危険なので持たないほうが良いと思います。
ですが、カードには、支出が明確になるというメリットがあります。
現金であれば、レシートをもらい損ねるだけで「使徒不明金」が発生しますが、クレジットカードにすればその「使徒不明金」をなくせるのです。
家計簿アプリとリンク付けしておけば、スマホからいつでもチェックできます。
クレジットカードも付き合い方次第では、家計管理を大幅にシンプルにしてくれますよ!
わが家は、いろいろとメリットの大きい、イオンカードセレクト+イオン銀行で管理しています。
共働き夫婦がお金を管理しやすい銀行口座はどこ?代理人カードとイオンカードセレクトを使って共有管理
変動が少ない項目はチェックしない
生活費にまつわる支出はすべてイオンカードセレクトにまとめています。
実は、この中には、以下のような項目があります。
・食費
・日用品費
・電気、ガス代
・ガソリン代
・レジャー費
この中の細かい数字はチェックしないという風にしています。
というのも、電気、ガス、ガソリン代は、ほとんと変動がないからです。
変動がない項目は、もうわざわざ家計簿に分けて記載する必要もないなって思ってます。
普段からクレジットカードの明細書は印刷して保管してあるため、月々の支出はそちらを見ればいい。
ということで、家計簿の集計のときは、まとめてしまいました。
夫婦の資産はわかりやすく管理
徹底しているのは「見える化」です。
収入から支出まで、夫婦のすべての収支を一括で見える化管理しています。
はい、丸裸なのです(笑)
さらに、お互いの支出もクレジットカードにまとめていますが、こちらも家計簿に項目を作り、いくら使ったのか分かるようにしています。
これは、お金を使ったことを知りたいのではなく、いくらお金が動いたのかが知りたいだけ。
何にいくら使っていようが別に構いません。
口を出したい、目を光らせたいのではなく、あくまでも目的は健全な家計運営のため。
ここまでやれ!というわけではありませんよ(笑)
家計を管理していると、たくさんお金が貯まってるはずなのに、資産全体では増えてないなぁ〜ということがあったりします。
それは、見えてないところでお金が流出しているから。
抵抗はあるかもしれませんが、夫婦の収支をしっかりと把握することで、家計全体のお金の流れがつかみやすくなります。
大きな流れから、小さな流れへ
家計簿の細かい付け方、貯める技術、節約のノウハウ……。
お金を貯めるための方法はたくさんあります。
もちろん、それを実行することも大切。
ですが、全体を把握しておかないと、苦労する節約ばかりするハメになってしまうかもしれませんよね。
できれば、本当に不要な支出だけを片づけて、じぶんにとって必要な支出だけ残したいもの。
家計の支出を正しく断捨離するために把握しておきたいのは、「家計が健全かどうか」です。
純資産を出して大きなお金の流れを把握しながら、家計簿で小さなお金の流れをチェックする。
これが、家計管理を11年間ほど研究して出した、わたしなりのお金が貯まる家計管理術です^^