心のなかを片付ける。過去のこだわりを捨てて、がんばらないで生きて行く。

心のなかにぶらさがっているもの

心のなかも、片付けるものがいっぱい。

k15111201


ひさしぶりに、ものすごく考えました。
もうね、心のなかではいっぱい泣いてました。

でも、おかげでいろいろなことに気付くことができて、意外とスッキリしています。

目次

小さなわたし。

わたしの母は、忙しい人でした。
それはもう、とても。
義理の両親と同居して、自営業で、お金なくって。

きっと、余裕のない生活だったのだと思います。

わたしは、よく、手伝ってました。
お店も、家事も、9歳下の弟の育児も。

でもね、やってもやっても、怒られるんです。
洗濯物の干し方が悪い、とか。
掃除機のかけ方が悪い、とか。
要領が悪い、とか。

弟のめんどうを丸1日みても、決して褒めてもらえることはなかった。
テストの点が悪ければ、どうしてこんなこともわからないのか、と。
そこまで頭悪く産んでない、勉強すればできるはずだ!って。

いや、もしかしたらここまで言われてないのかもしれませんが、わたし自身の受け取り方の前提がこじれてるので、ものすごく言われた気分になっています(笑)

だから、わたしは、わたし自身、がんばってない人間だと思ってました。
だって、がんばっても認めてもらえないんですもん(拗ねている。笑)

いや、まわりは「がんばってるよ、少し休んでもいいよ。」って言ってくれるのに、それを「じぶん」が許さない。

いや、まだまだがんばらなきゃ。
もっともっとがんばってる人はいる。
あなた(わたし)は、まだまだ足りないことがいっぱいある。
未熟な人間だ。
頭が悪いんだから、バカだから、ナメられないように勉強しないと!
要領も悪いから、人なみ以上にがんばらないとダメだ!

って。
こうやって、じぶんでじぶんを責めてしまうのは、母の影響もあったんですね。
母が、良い・悪いというのではなく、受け取り方の問題なんでしょう。
こうやって、わたしは受け取ってきたんです。

大きいけど、幼かったわたし。

こじれて育ってきたなかで、19歳のとき、父が他界します。
貯金もない祖父母同居の、借金にまみれて貧乏な自営業家庭の長女である「わたし」。

わたしががんばらないで、だれががんばるの?

そう思って、長女としていろんな責任を「勝手に」背負って生きてきました。
そんなに背負わなくてもいいんじゃないの?って、他人が見たら、きっと言ってしまうくらい(笑)

がんばりやさん。
長女としての責任。

がんばらなきゃダメ、持たなきゃダメだと思っていました。
まわりからも、そう思われていると勝手に思っていました。

でも、本当はそうじゃなかったと気付いたときの、衝撃。
ほんと、笑えるくらいです。

わたしには、幼少期のトラウマ(!)なんてないって、じぶんで思い込んでいましたが、じぶんで作った傷、いっぱいありました。

少しずつ、心のなかを片付ける。

じぶんがじぶんなりに生きようと思うなら、じぶんのなかにある「こじれた前提」を片付けたほうがいいんですね。

それに気づけずに、苦しみながらがんばってる人、いっぱいいるんだろうな、と思います。

それは、家計相談を受けていても、感じます。

お金は貯めなきゃダメ。
無駄使いなんてしちゃダメ。
家計簿はつけなきゃダメ。

って、言われますもんね^^;

じぶんで勝手に作ってしまった「ダメ」をひとつずつ解放していくと、人はおおらかになれるのかもしれません。
ダメなじぶん、かわいいなって思えたら、すごく、ラクですよね。

がんばらない=楽をする ではないんです。

鼻歌まじりに「がんばろぉ〜〜〜♪」って言っているのと、眉間にシワを寄せて「がんばらねば!」と思うのとでは、大きな違いがありますよね。

前者は全然がんばっているようには見えませんね(笑)
これが、がんばってないけど、がんばってる状態なのかも。

ここに気づけるくらい、心のなかを片付けていきたい。
もっと、もっと。
シンプルな思考になりたい。

心のなかに、たくさんぶらさがっている、幼少期に作ってしまった間違った前提たち。
少しずつ片付けていきますね。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー1級をもつ40代ブロガー
片付け方法やラクに過ごせる暮らし方について発信中。
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