なんだかムカッとくる、不愉快な気持ち。
なにか言われたとき、すぐに言い返しておけばよかった! と、後悔することもありますよね。
うまく言い返せなかったとき、モヤモヤしてイライラして、あとからどんどんどんどん嫌な気持ちになってくる。
わたしも、なにか言われたときにうまく返せずに、というよりも、うまく返そうとしすぎて何も言えずに、結局長い時間ずるずると引きずってしまうことがありました。
ああ言ってやればよかった!
こう言ってやればよかった!
なんで、いつまでもこんな気持ちを引きずらないといけないんだ!
言われたい放題言われた、こっちの気持ちも考えろよ!
ああ、なんでこういうとき、いつもうまく返せないんだろう……。
なんて、いつまでもうじうじしちゃうんですよね……。
先日、とっても不愉快なことがありました。
そのとき、わたしは行動したんです、ちゃんと。
伝えたいのはどんな感情なのか
ことのいきさつの詳細までは伏せますが、とても理不尽な言葉を投げかけられました。
とてもとてもムカムカきていました。
いつもなら、ここでなにも言い返せず、終わってしまったかもしれません。
じぶんが飲み込めばいいことだ、と。
でも、だからって言いたいことをいうだけでは真意が伝わらないかもしれません。
理不尽な言葉を投げつけられて、じぶんはどう感じたのか。
これがいちばん大事だなって思ったんです。
むかついた。
腹が立った。
イライラした。
これを置き換えてみると、そんな理不尽な言葉を投げつけられて、
悲しかった。
つらかった。
痛かった。
ってなるのかもしれません。
怒りに隠された、一次感情ですね。
相手にイヤなことをされて、ぐっと我慢するよりも、この一次感情をきちんと伝えること。
同じような理不尽な言葉、つまり、売り言葉に買い言葉で返すのではなく、「じぶんはどう感じたのか」をきちんと伝えていくと、いつまでもモヤモヤせずに済むんだなって、今回あらためて感じたんです。
その理不尽なできごとで感じたことを、いつもなら伝えられずにモヤモヤするところを、きちんと伝えて、すっきりしたじぶんがいます(笑)
ものすごくがっかりして、悲しくなったこと。
そのうえで、もう2度連絡を取りたくないことを伝えました。
「言いたいことを言う。」
それができないんだよな……ってひともいるかもしれません。
わたしもあまり得意なほうでないんですよね。
でも、それは表面的なじぶんの感情をつたえようとしているからかもしれません。
なにかを伝えたいときは、じぶんがこう感じている理由や、それに隠れた感情をしっかりと見つけてあげたい。
そのうえで、相手を責めるのではなく、じぶんの思っていることを「伝える」ということが、トラブルが起きたときに、必要以上にストレスを溜め込まない、大事な方法なんだなと感じました。
これからもきっと、なにかしらトラブルはあるでしょう。
ひと同士の付き合いですから、ないほうが少ないかもしれない(笑)
なにかあったときは、このできごとを思い出して、きちんとその都度つたえていきたい。
難しいかもしれないけれど、きっとそのほうが生きやすくなる……かもしれませんね!