気持ちが落ち込んで片付けられない。ハードルを最低まで下げてできることだけやろう

うつ

しばらくお休みしていた理由は、「強いうつ状態」にあったから。

うつ

うつ病まではいかないけれど、強く感じるやる気のなさ、おっくうな感覚、体のけだるさ。そして、そこからくる自己嫌悪。

起き上がることはできるけれど、それ以上のことができない。

そんな状態を、4ヶ月ほど過ごしていました。
残念ながら、その間、片付けがまったく手につかず。

夫と協力しながら掃除だけはしていましたが、ものはなんとなく雑然としてましたし、書類整理のような細かい管理は行き届かずに、よく失くしていました(先生、ごめんなさい。)

結構しんどかった。
ですが、そのしんどさも、過ぎてしまえばこうしてまた文章を書く意欲も湧きはじめるわけで。

それに伴い、片付けにも手をつけようと思えるようになってきました。

でも、経験的に、これまでできなかったことを取り返そうと躍起になっても、反動でまた疲れてしまうだけ。

そうならないよう、落ち込んでいたときにやっていた「少しずつやる」ということを継続していこうと思います。

目次

気持ちが落ち込んだときに片付けを継続する方法

うつ病や、うつまでいかなくても体が動かなくなるほどに気持ちが落ち込んでいる場合、どうやって家の中を維持していけば良いのでしょうか。

負担にならない方法、やってみたことをまとめてみました。

ハードルを一気に下げる

心も頭も元気なときは、1日に予定をいくつ入れても、わりとこなせるものですよね。

でも、そうじゃなくなったら、1日5つくらいできていたことを2つまで落としてしまうくらいが丁度よかった。
なんなら、1つでもいい。

とにかく、ハードルをがっつり下げること。

そうしないと、できなかったときに、また自己嫌悪のループに入ってしまい、回復していたものを帳消しにしてしまうから。
もちろん、これは個人的な感覚なので、絶対とは言い切れませんけども(汗)

でも、無理して動いて、心や体が壊れるくらいならやらないと決める。
そうして、その日1日を穏やかに過ごすことを優先したほうがいいときもありました。

なにをやるか決める

「やること」と書きましたが、生活をしていればやるべきことは無限に出てきますよね。
ToDoリストを作ってみると、終わらないリストのできあがりです(笑)

でも、リストを作るのは効果的。
なにもやらないと頭の中は嫌なことで満たされてしまうかもしれません。
自己嫌悪でいっぱいになってることもありますから。

リストを作るという作業自体が、ふさぎこんだ気持ちから目をそらすことになります。
気持ちを軽くしてくれるのでおすすめですよ!

まずはリストを作ってみる。
そのリストから、今日やりたいことをできそうな分だけ選んでみる。

こんな感じで、日々を過ごして少しずつやっていくと、負担になりすぎなくて良いかもしれません。

やることは1日に決めた数だけ

やる数を決めたら、それ以上のことはやらない。
明日以降にする。

という方法もおすすめです。
継続することが何より大事だと思いますし、まずは「決めたことをちゃんとやる」ことで、自尊心も回復してきます。

自己嫌悪の無限ループから逃れるには、まずは自分を許し、自分ができる範囲のことを少しずつやること

じぶんがやってきて、そんな風に感じました。

注意ですが、わたしは医者ではないですし、カウンセラーでもありません。
ですので、こうすれば回復するよ!というのではなく、こうしてみたらよかったんだ! という体験談として捉えてくださいね♪

家族やまわりにしてほしかったこと

ここは、自分というよりも、支える側の人に伝えたいことなんですが、こうして何かに取り組もうとしているときは、そっと見守っていてほしいということです。

やる気になったのかな……。
ようやく元気になったのかな……。

そう感じて、期待してしまう気持ちもわからなくはないです。
でも、昨日よかったものは、今日はダメだったり、ということもしばしばあります。

朝起きてすぐ、絶望とともに起き上がることもよくあります。

経験して初めてわかりましたが、こんな感情がこの世にあったのかと思うくらい、絶望しているときがあるんです(涙)

甘えとか、思い込みとか、そういうものではなくて、心の底から湧き出る感情。
出てこないで! と本人が強く願っても、勝手に出てきてしまう。

そんな状態のなか、一生懸命起き上がろうとしているんですよね。

だから、ちょっと元気になったから、笑顔が増えたからといって、じゃあ、もう大丈夫だね! とか、頑張れるね! なんて期待をかけられると、できなくなったときに、お互いがとってもがっかりすると思う(苦笑)

だから、

急かさない。
見守る。
ちょっと調子が良くなったからと期待しない。

ということを心に留めて、そっとサポートするくらいの気持ちでいてもらえたら、本人も安心していろいろなことに取り組んでいけるんじゃないかと思います。

部屋を片付けながら、気持ちも整理する

あじさい

今こうして、あらためて文章にしてみると、文章化することもとても良いことだなぁって感じています。

なによりも、じぶんの気持ちの整理もつきはじめているから。
もちろん、また絶望とともに「おはよう!」と起きることもあるかもしれません(苦笑)

気持ちが落ち込んでしまってるときは、最低限やるべきことを決めて、それだけをやる。
そうして、できたことを手帳に書き込んで、自分を褒めまくる! なんていうのも良いかもしれませんね。

ろむさんの褒メモ、大好きでわたしも実践中です!

文章として書き残すことで、じぶんが今、どう感じているのかを残すこと。

部屋の片付けは、気持ちの整理にもつながるんじゃないかと思っています。
これまで、断捨離をしたり、片付けを進めてきて、このブログを通していろんなことを綴ってきました。

わたしなりに、本当にたくさんの感情を味わってきてるんですね。
そのことを知っているので、また今ここから、それを新たに始めていきたい。

いい感じに片付けられていません(苦笑)
片付け甲斐のある部屋になってきました。

うつ状態と、部屋と、心と。
少しずつ、少しずつ良い方向へ進めばいいなと思っています。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー1級をもつ40代ブロガー
片付け方法やラクに過ごせる暮らし方について発信中。
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