リビングの片付けにイラついていたわたしが、早く片付けられるようになった理由とは

リビングテーブル

リビングの片付けに、うんざりしていた時期もありました。
 
リビング
今朝のリビングの状態です。
子どもたちを送り出したあとは、ちょっとしたカオス・・・
 
そして、いまは夫も骨折して休職中なので、どうしても散らかりやすくなってしまいます。
(って、夫のせいにしているわけではないですよ!)
 
それでも、以前はイライラしながら片付けていたリビングも、モノを整理してからは、イライラすることなく早く片付けられるようになりました
 
黄色い矢印で示したポイント。
こうした棚や場所って、モノが増えやすくなってしまうポイントなんです。
 
それはどうしてなのか、というところも考え踏まえながら、リビングが散らかってしまう理由をまとめました。
 

目次

リビングが散らかりやすい理由とは

部屋には、目的に沿った過ごし方というものがありますよね。
 
子ども部屋は子どものモノがおいてある部屋、そして子どもが過ごす部屋。
寝室は、寝るための部屋。
 
お風呂場、洗面所、トイレと、それぞれに部屋の役割や使用の目的があるものです。
 
だから、片付けるのもそう大変ではない。
 
だけど、リビングだけは別。
これが散らかる理由です。
 
たとえば、一般的なマンションや最近の戸建てでは、カウンターキッチンにダイニングがあり、ダイニングからの続きでリビング、そして和室が備え付けられているタイプも多いですよね。
 
部屋が1つの集合体のような感じです。
 
こうなると、部屋の目的を明確にさせることはむずかしくなってしまいます。
 
たとえば。
ダイニングにあるテーブルでは家族でご飯を食べますが、子どもが宿題をしたり、大人がアイロンをかけたり、仕事などでパソコンを開くこともあるでしょう。
 
それに関連する道具をリビングに置くこともあるんじゃないでしょうか。
 
リビングは家族がくつろぐ場所ですが、わが家のようにこたつテーブルを愛用していれば、食事スペースにもなります。
 
きっと家のなかでいちばん広いスペースになるので、子どもがおもちゃを持ち出して遊んだりもしますよね。
その横で、洗濯物をたたんだりすることも。
 
そして、リビングで家族みんながワイワイ過ごすときもあれば、おのおのがリビングで好きなことをして過ごしていることもあります。
 
また、最近では客間のない家も多いので、リビングが客間を兼ねる場合もあります。
 
和室も同様に、来客時の寝室になったりしますが、小さい子どもがいる家はおもちゃ置き場にしている家庭もあるでしょう。
子ども部屋にしている場合もあります。
 
リビングと和室が続きであるので、おもちゃを持ち出してきやすいですよね。
 
また、冒頭で書いたように、棚はとても便利です。
だけど、それが逆に散らかる理由になってしまっています。
 
使いやすいから、ついついそこにモノを置いてしまうんですよね^^;
しかも、家族みんなが。
 
動作・動線という目線から考えてみても、みんなが便利で使いやすい場所=モノが増殖する場所となってしまいます。
 
こういうカオススポットって、どの家庭にもあるのではないでしょうか。
とくにリビングには増えやすいかもしれませんね・・・
 
こう考えていくと、リビングが片付かない理由が、なんとなく見えてきたんじゃないでしょうか。
 
いろんな人がいろんな理由で使うスペースなので、部屋の役割や使用目的が明確にできない。
だから、リビングは散らかりやすい。

 
ということですね^^

リビングに持ち込んだモノをじっくり分析してみよう

わが家の場合も、やはり子どものモノがいちばん多かったです。
次に、夫の洋服やかばんなど。
 
なぜかリビングに置きっ放しにするんですよね。
 
どうして置きっ放しにするのか?と考えてみると、行き着いたところは、モノの置く場所が決まっていないからでした。

夫スペースを和室に

夫の朝の支度を考えると、寝室のクローゼットに洋服を収納しておくより、リビングに近い場所がいいという結論が出ました。
 
そこで、和室の押し入れを大改造して、夫のモノの定位置を決めてしまいました。
 
夫の服
リビングに近いので、帰宅したとき、朝でかけるときにも便利です。
すぐにモノをしまうことができます。

子ども部屋を設けた

子どもがなぜ片付けられないのか、イライラしながら悩んできました。
リビングにモノを出しっぱなしにし、ちっとも片付けられない。
 
試行錯誤しながら、子ども部屋を設けるという策に出て、成功しました。
 
子どもが片付けられないのも、夫のモノと同じ理由で「モノの定位置が決まっていない」ということと、「そもそも片付けにくい」という理由で、片付けられないのだとわかりました。
 
子ども部屋をちゃんと設けてから散らかることが減りましたし、散らかっていても、モノの定位置を決めているので、片付けやすくなりました。
 
長女の本棚
長女の本棚です。
リビングに持ってきて読んでいますが、寝るまえにはここに戻してから寝るように伝えています。

リビングは散らかりやすいと意識するだけで変わってくる

リビングは、散らかりやすい。
 
わが家は3LDKという間取りなので、子どもたちのモノをおくスペースや、夫のスペースを設けることができました。
 
しかし、そうはいかない住宅事情のある方もいますよね。
 
ここで大事なのは、モノを部屋ごとに区切ることよりも、リビングは共有スペースだから、モノが散らかりやすいのだということを強く意識しておくことだと思います。
 
それだけでも、片付け方が明確になってきます。
 
モノを置く位置を決める。
カゴやカラーボックスなどで、家族ごとのスペースを作ってみる。
そもそもモノを減らしてみる。
 
などなど、自宅の問題点が浮かんでくるのではないでしょうか。
 
ここで注意したいのは、モノに合わせて大型の収納を追加しない、ということ。
 
壁面収納
テレビまわりにおける大型の壁面収納など、便利そうな家具はたくさんありますが、収納が増える=モノが増えやすいという環境を作ってしまう場合もあります。
 
実は、たくさんのモノをきれいに収納するというのは、高度なスキルが必要です。
収納の特性や効能をちゃんと勉強しない限り、大型の収納は単なる物置になってしまう可能性大。
 
リビングに関係ないトイレットペーパーとか、洗剤とか、うっかり置いてしまいかねません^^;
 
まずは、
 
いまある家具で収納できるようにモノを減らす。
次に、散らかりやすいモノの定位置を決めていく。

 
という流れでリビングを片付けていくと、散らかりにくいリビングづくりができるんじゃないかと思います^^
 
そのときには、モノの定位置は、モノを使っているひとが戻しやすい場所にすることが大事なので、家族と相談して決めるようにしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー1級をもつ40代ブロガー
片付け方法やラクに過ごせる暮らし方について発信中。
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