賃貸アパートのキッチン収納を改善する。賃貸でもできる原状回復可能な収納術

今回は、妹と彼氏の住むアパートのキッチン収納を改善させたときのお話しです。

こんにちは!ものが大好きズボラニストのyumi(@yumi_Okataduke)です。

片付けた場所は、妹の新居。
彼氏と2人で暮らし始めたばかりなので、まだまだものは少ない状態です。

今回の片付けは、モノを減らすというよりも、使い勝手をよくするための収納改善がメイン。
賃貸アパートなので原状回復可能な方法かつ、なるべく安く済む方法で!との依頼です。

公開の許可をもらったので、紹介していきます。

目次

カラーボックス2個を使った収納棚

大型の家具を買ってしまうと、引っ越した時にサイズが合わなくなってしまう可能性があります。
とくにキッチンは間取りによって大きく違いが出てくる場所ですよね。

これからも引っ越す予定がある場合は、なるべく大型家具は買わずに乗り切りたい。

ということで、今回は家具を買うことなく、既存の収納を生かしつつ小さな収納グッズを買って改善させています。

現状把握

まずは現状のチェックから。

良いアイデアだなと思ったのですが、すでにカラーボックスを2つ使ったキッチン収納ができていました。
少し間をあけて配置し、その上に天板を渡して置いてあるため、上部にものが置けるようになっていたんです。

キッチン収納

カラーボックスの間の空間はゴミ箱が置いてありました。
これは良いアイデア!

天板の上


ただ、やはり収納が十分に活かせていないため、ごちゃつきがちになっています。
そこで、改善していきたい点と要望が3点。

  • カラーボックスの各棚のごちゃつき
  • 上の空間を活かした収納を増設
  • トースターを設置

キッチン全体の撮影を忘れてしまったのでわかりづらいですが、スペースがとにかく狭かったので、カラーボックスを使った収納がとてもマッチしています。

それに、カラーボックスは専用ボックスも充実しているので、ちょっとした工夫で劇的に改善できます。

ニトリのカラボ専用収納ボックス

今回はニトリで調達。
カラーボックス専用の「Nインボックス クオーター」を活用しました。

今回採用したカラーは、妹の要望で白とブラウンの2色をチョイス。
視覚的にもわかりやすそう!

カラーボックス内にあった食材を「用途別」に仕分けてインボックスの中に入れていきました。

例を出すと「ふりかけ」「コーヒー類(飲料)」「食材(のり・わかめとか)」「調味料」などですね!
用途別にわけたあとは、使う頻度別に配置していきます。

グルーピング

カラーボックス3段のうち、最上段は、ふりかけやインスタントの味噌汁など朝ごはん用グッズ、普段の調理で使う小麦粉や片栗粉、パン粉などを収納。

ほぼ毎日使うような、比較的使用頻度が高いものを配置しました。

2段目は週末用のホットケーキミックスやお菓子用の材料、少し重さのあるコーヒーや、たまに使う乾物用のストックとして使うようにしました。

コーヒーなどの飲み物を上段に持ってきても良いかもしれませんね!
日中は使うことはないとのことなので、今回は2段目にコーヒーを持ってきました。

使用頻度別・カテゴリー別に使いやすく分けています。
最下段は根菜類やお米のストックですね。

野菜類を下に置くのは少し悩んだのですが、他に置き場もないため、ひとまずここにしています。
今後は冷蔵庫、あるいは他の場所に移動させるかもしれません。

ちなみに、ニトリのNインボックスは重ねて使うことができます。
けれど、今回は重ねずそのまま使います。

また別売りでフタがあるので、必要に応じて使うのも良さそう。

カラボ収納の改善後

アフターの画像です。
インボックスを使っただけなのですが、カラーボックスの棚はかなりすっきり、そして使い勝手がよくなりました。

アフター


ちなみに、反対側のカラーボックスには食器類が入っています。
また、最下段はざっくりと収納できる大きなカゴを入れ、インスタント食品やお菓子などを収納しました。

先にも書きましたが、食品を入れているNインボックスは、もう1段重ねることができます。
カラボの高さ的にも少し余裕があるので、必要なら買い足して重ねておき、下段に缶詰などを入れておけば、あまり使わないストック食品や備蓄食品も置けますね。

専用アイテムを使ってトースターを重ね置き

トースター用

トースターを置くスペースは電子レンジの上に置けるように、Nインボックスと同じくニトリで買ってきました。

同様の商品は様々なメーカーから販売されています。

画像で水切りカゴが乗っているところに、今後トースターを置く予定です。
(水切りは普段シンクに置いています。)

重ねて置いても高さはそこまで出ないので、滑り止めを引けば落ちることもなくなるので大丈夫ですね!
落下防止対策はしっかりと。

キッチンの使い勝手を向上させる配置

妹のキッチンには、キッチン上部の棚もいくつか設置されています。

2人暮らしということもあり、食器も少なく、キッチンツールも調味料も必要最低限のものだけ。

今回、カラーボックスには収納グッズを使って改善させていきましたが、ものの整理に収納グッズが絶対に必要かというと、そうでもありません。

今回、キッチン上部の棚も一緒に片付けたのですが、こちらは収納グッズなしで対応しています。

こんな感じで、ドン!と置いているだけ。

キッチン上の収納

実は、使い勝手を考えれば、アクション数が少ないほうが圧倒的に使いやすい。
この場所に収納グッズを使わなかったのは、扉があるからです。

扉があると、「扉を開ける」「ものを出す」という2つのアクションが発生します。
もしそこに、さらに収納グッズを使ってしまうと、「収納グッズから取り出す」というワンアクションが追加されてしまいます。

結構、この何気無いワンアクションが「片付かない」ポイントだったりもするんです。

今回のキッチンはものが少ない状態なので、わざわざ収納ツールを使わなくても、置く場所を変えるだけで改善しました。

コップの収納

コップの収納も、シンク上の大きな収納棚に並べて置くだけ。
ここに置いておけばホコリもかぶりません。

使い勝手か見た目か

写真を撮り損ねたのですが、キッチンツールはコンロ横の壁にすべてぶら下げるようにしました。
というのも、キッチンの引き出しが小さくて、収納するにはちょっと不便だったんです。

キッチンツールの扱いは、使い勝手を重視するか、見た目を重視するかで変わってきます。
妹は使い勝手を重視しました。

キッチンツール


上記の画像のように、引き出しの中は2軍のツールや普段使わないツールを収納。
あとはカトラリー類ですね。

いちばん上の段に入れているので、食事をするときもすぐに取り出せます。

すっきりのコツは「シリーズで揃える」

今回ニトリで購入した理由は、「シリーズで揃えやすい」ということから。
100円均一のほうがもちろん安いのですが、商品の入れ替わりも多いことからニトリをチョイスしました。

収納のベテランさんやインテリアがおしゃれな方に無印が愛されているのは、「定番品が必ずあるから」だそうです。

ニトリもそれと同様で、最近では定番シリーズも強化されているため、Nインボックスのようなシリーズを使っていくのもアリだと思います!

収納ボックスなどはシリーズで買いそろえておけば、それだけで見た目がスッキリしますし、ニトリなら安くてシンプルな収納グッズもたくさんあるので、比較的低コストでシリーズ化できます。

カラーボックス用のインボックスはニトリだけでなく、いろんな会社が販売しているので通販でも探してみるといいですね。
他の色も見つけやすいです。

使用アイテム*まとめ*

アパートの小さなキッチン収納の見直しを経験して

今回は、妹といっしょにニトリをまわって、収納グッズなどを見ながらいろいろと改善策を練ることができました。

こうすると取り出しやすくなるよ!とか、こういう収納グッズもあるよ!なんて楽しくやりとりをしながら、手をつけていくことができました。

そして、最終的に妹が、「ありがとう!めちゃ助かったわ!」って、満面の笑顔で言ってくれたんです。

ああ、これが整理収納アドバイザーのやりがいなんだなって、ふと思ったんですよね。

わたしは身内以外の自宅を片付けた経験はないのですが、クライアントの問題を解決してあげられるのが整理収納アドバイザーという仕事なんだなって。

わたしはどこまで活動の幅を広げるのかまだ決めていませんが、実際に自宅以外を片付けたことで、ますます整理収納のおもしろさを実感できました。

妹と彼氏の笑顔が引き出せて、よかった。
整理収納アドバイザーとしての初仕事(?)、一応、成功に終わったようです。

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この記事を書いた人

整理収納アドバイザー1級をもつ40代ブロガー
片付け方法やラクに過ごせる暮らし方について発信中。
コラム記事の執筆やコラボ、PRのご依頼はツイッターのDMにて承っております。

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