片付けても片付けても片付かない
一体いつになれば終わるんだろう
片付け続けているのに、なぜか終わらないってこと、ありますよね。
もちろん、こちらは片付けているのに、子どもたちが散らかし放題、パートナーが脱ぎ散らかし放題で片付かないっていう場合もあるかもしれません。
どちらにしても、その状況に陥ってしまう理由があります。
素敵インテリアをみるまえに考えたいこと
片付けを始めるときに、こんな部屋にしたいな〜って思ったりしますよね。
インテリア雑誌を持ち出してきて、素敵な部屋の写真を切り抜いて貼ってみたり、あるいは夢ノートのように、家具や雑貨の切り抜きやモデルルームの写真を貼ってみることもあるかもしれません。
よし、こんな風に片付けよう!
いざそう思っても手をつけてみたけど、なんだか違う。
あんまり片付いていない。
なんとなく違和感もある。
それは当たり前なんですね。
だって、
片付けは、じぶんにとって「心地よい」を追求する行動だから
片付け始めたときや、普段片付けをしているとき、思い浮かべているのは、顔も知らないだれかの部屋(笑)
雑誌の切り抜きもそうだし、イメージしている部屋そのものが、架空のものなんですね。
頭でイメージしているものと、実際の状況は大きく異なります。
そして、雑誌に載っている他人の家が、じぶんにとって心地よい家だとは限らないのです。
人は変えられないから片付かない?
さて、じぶんは片付けているけれど、パートナーや子どもが片付けてくれないという場合、どう考えればいいのでしょうか。
それは、まず、
人を変えることはできない
と考えることが第一です。
どんなに片付けてほしいということをちから強く、ときには脅すように伝えたとしても、その人自身が片付けよう!と思わない限り、片付けてはもらえないのです。
なんて書くと、その状況を思い出してしまい、イライラっとすることもあるかもしれません。
でも、大丈夫です。
人は変えられなくても、収納はいくらでも変えられます。
片付けてほしいなと思っている人の行動、動線をよーく観察し、このようにしたら良いのではないか?という工夫を施してみる。
わたしが最近変えた中で成功だと感じたのは、子どものものをリビングに持ち込んだこと。
IKEAのロースコグというワゴンにひとまとめ。
大人気商品IKEAロースコグの優秀さ。無機質なツールボックスが万能感あって使いやすい
リビングに余計なものは置きたくないわたしですが、リビングで宿題をしたい長女もまた、いっしょに暮らしているのです。
長女の動線を考えずに、ものを持ち込まないで! 使ったらすぐに片付けて! とガミガミ言いすぎると、長女にとっても良い気持ちにはなりません。
なぜなら、人は指摘されれば指摘されるだけ、その行動が増えてしまう、という現実があるからです。
つまり、あなたは片付けられない子だ!というダメ出しをたくさんすることで、ダメ出ししなければいけない行動が増えてしまう、ということ。
なんどもなんども同じことで繰り返し叱るはめになってしまうのは、人にこういった隠された行動があるからなんです。
うーん、現実は厳しいですね^^;
であるならば、長女の動線を意識しつつ、散らからないリビング作りをしていくことが、わたしにとっての心地よい状態に近づけられます。
また、リビングで宿題をする長女にとっても、片付けやすい暮らしになり、むやみやたらにダメ出しをされなくて済むのです。
じぶんの目でみて確認しよう
片付けても理想とはほど遠いなぁ
片付けてるつもりなのに全然終わらない
片付けたいのだけど、片付けになかなか手をつけられない
もし、そうであるのなら、じぶんにとって心地よい状態はどんなものなのかを考えてみると良いですね。
おすすめの方法としては、部屋の写真を撮ってみることです。
もちろん、ありのままを撮影します。
そうすると、意外と目でみて感じていることと、フィルターを通してみた部屋とでは、イメージが違ってきます。
その写真をみて、あ、これはちょっといらないな、とか、ここをもう少しすっきりさせてみようとか、いろいろなことが見えてきます。
わたしも、ブログを書き始めてから、部屋の写真をたくさん撮るようになりました。
そのときに、いろいろなものが見えてきたんですね。
それは、散らかっているところであったり、改善したほうがよいポイントだったり。
実際に頭のなかだけでイメージしていたことを、写真を通して目でみて確認することで、具体的なアイデアや、より現実的な「心地よいポイント」を探ることができますよ。