ものの管理方法が身についたら、次に身に付けたいのは「収納スキル」。
ものはずいぶん減りました。
まだまだ減らしたいところはありますが、減らしても、減らしても、なんだかすっきりとしないのは、もしかしたら、収納に問題があるからかもーー。
そう考えていたときに、ふっと目に止まった「物が多くても、狭くてもできる いつまでも美しく暮らす収納のルール」という書籍。
読んでみて、やはり……と確信しました。
捨てなくても、暮らしは改善できます
すっきり暮らしたい。
ものが少なければ、あっという間に片付けることができますが、すっきり片付いた暮らしを手に入れるためには、収納の問題とも向き合う必要があります。
以前、5年間も我慢して使っていた、とーっても使いづらい廊下の収納庫を、おもいきってDIYで手を入れて、改善させたことがあります。
そのときの記事はこちら。
収納はテーマで決まる!ひと目で在庫が確認できるわが家の廊下収納庫ビフォー・アフター
片付けてからしばらくたちますが、この空間、まったく散らかっていません。
使い勝手もじぶんに合わせて改良したため、ものの管理が行き届いていて、とても使いやすい収納庫になりました。
この経験から、ものを減らしても、収納そのものに問題があれば、散らかる原因にもなる……と思うようになりました。
いまは、子ども部屋として使っている部屋の問題に頭を抱えています(苦笑)
ドアが干渉し、デッドスペースの多い収納……
どう手をいれてやろうかと、日々思案中です。
ホームセンターにも足を運んでいろいろ見ているのですが、なかなか、これ!という解決作が浮かんできません。
収納が改善すれば、いま散らかってしまっている使っているものも、すっきり片付けることができます。
そう、収納に問題があると、いま使っているものですら、ちゃんと片付けられないのです。
収納って、思っているよりも重要な役割を果たしています。
収納が使いづらいために散らかる理由とは
たとえば、外出時に持ち出すものがあったとして。
持ち出すものが、玄関から遠く離れていれば、持ち出すためにわざわざそこまでいかないといけない……
そうなると、片付けること自体に不便を感じたりするはずです。
出かけるときに持ち出すものは、玄関に収納しておくのがいちばん使いやすいはず。
極端な話、キッチンが狭いからと、食器を寝室にしまっていたのでは、あまりにも不便すぎますよね。
ものは、使う場所で管理する。
これは、家事や生活に関する動線を意識した収納方法です。
収納場所を変えるだけで、すっきり片付く場合があります。
そのために、収納が重要な役割を果たすわけですね。
収納を改善させるといっても、リフォームは簡単にできないし、DIYだってハードルが高いと感じることもあるでしょう。
実は、ものを捨てて減らすことはとっても簡単なのです。
それよりも、ものをよりよく、使いやすく収納することのほうが、ずいぶん難しいと感じています。
でも、ものの整理と収納はワンセット。
たとえものを減らしても、収納自体に問題があれば、すっきりと片付けることができないーー。
それこそ、収納が必要ないくらいのミニマリストにならない限り、ものを減らしただけですっきり暮らすなんてことは、できないかもしれませんね。
どうやって収納するのが良いのかな?
ここでご紹介した本は、写真たっぷり、収納アイデアもたっぷり載っている本でした。
とても収納の勉強になります。
ものが多くても、狭くてもできる、美しく暮らせる収納ーー。
各部屋の収納を最大限生かす理由や参考事例なども書いてあるので、わたしの教科書にして収納の勉強をしていきたいと思います。